2023年11月6日月曜日

ITリテラシーについて

序文

 45年と長くデジタルデータに関わってきた者として、ITリテラシーについての考えを残します。ITリテラシーも範囲が広いので、会社にとって利益を生む内容を主に記す予定です。

 従業員のITリテラシーが向上すれば、事務作業の労働生産性が上がり、人件費が削減出来て結果、利益を生みます。

 日本人のITリテラシーが低い原因は、使えない人に忖度し過ぎたと私は思います。使えない人のためにと甘えさせて一向に進歩しませんでした。Windows95の発売で国内が湧いていたときに一気にデジタル化に進むべきでした。そうすればその時40歳だった人は、70歳の今も使えているでしょう。しかし、停滞したままなので、40歳だった人は70歳になってしまい習得がさらに厳しくなりました。そうして今もなお、使えない人に忖度しています。

 何のためにPCを導入したのか分かっていない企業も多いです。そのため、ハードウェアとソフトウェアを社員に提供し、あとは個々の社員任せでした。それで社員もわからないまま使ってきました。

 企業が、PCという道具を使い、事務作業の労働生産性を上げて、人件費を削減して利益を上げるという強い思いがあれば、もっとPCを活用する手段を講じたでしょう。しかしながら、多くの経営者がPCやITのメリットを理解していませんでした。現場では、PCやITで仕事が奪われることを防ごうとした従業員も多かったと思います。

 上記を踏まえて、日々の事務作業を楽に早く正確に行いたい社会人や、会社にとって利益を生む使い方を知りたい経営者の方向けにITリテラシーについて日々綴る予定です。

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