2019年8月30日金曜日

写真ファイルにGPSデータを埋め込む

THETA単体で撮影した場合は、GPSデータがありません。GPSデータのない画像ファイルに手動でGPSデータを埋め込む方法です。なお、画像ファイルは、jpegに限ります。

※スマートフォンからのリモートシャッター時には、GPSデータ(位置情報)がTHETAの画像ファイルに自動で埋め込まれます。

GeoSetterというソフトを使います。ダウンロードは下記から。ポータブル版もあります。
https://www.geosetter.de/en/download-en/


GeoSetterを起動します。


完全手作業で埋込する方法





  1. 画像フォルダを選択します。
  2. 地図の検索フォームに撮影場所を入力し、撮影場所の地図を表示させます。
  3. 地図をズーム及びスクロールして撮影場所を拡大します。
  4. 撮影場所を埋め込む写真を選択します。(複数可)
  5. 撮影場所をクリックすると赤いピンが表示されます。間違えれば別の場所をクリックしてピンを移動します。
  6. ピンの位置が決まれば、[現在図位置を選択画像に設定]ボタンをクリックます。写真の下にGPSデータが表示されます。
  7. それぞれの写真について上記作業を繰り返します。
  8. メニューの[画像]>[変更を保存]により保存されます。GeoSetterの設定で上書き保存を選択していなければ、元の画像は、上書きされません。

GPSデータから埋め込む方法



  1. 写真撮影時のGPSのログデータ(拡張子gpx)があれば、そのデータから一気に位置情報を埋め込むことが出来ます。
  2. メニューの[画像]>[GPSデータから同期]を選択します。
  3. 別ウィンドウの[データファイルの同期]フォームにgpxファイルのパスを入力します。
  4. [了解]をクリックすると埋込されます。
  5. このときも、メニューの[画像]>[変更を保存]で保存します。

2019年3月25日月曜日

PCとiPhoneのファイル転送

自宅のPCとiPhoneなら、USBケーブルを使った転送が出来ますが、会社のPCと自分のiPhoneのファイルの転送は、USBケーブルが使えない場合もあり、考えてみました。

Windows10のモバイル ホットスポット機能を使います。


PCでの準備

  • Windows10 PCであること。
  • モバイル ホットスポット機能を使うためには、PCに無線LAN機能が必要です。ノートPCであれば無線LANは搭載されていると思います。デスクトップの場合は、無線LANアダプタ(USB WiFiドングル)が必要です。千円未満で販売されています。
  • Everyoneが読み取り/書き込み可能な共有フォルダを作成しておきます。

iPhoneでの準備

ファイル転送の手順

PCでの作業

  1. Windowsキー + Rキーを押して、「ファイル名を指定して実行」ダイヤログを表示させます。
  2. "ms-settings:network-mobilehotspot" と入力して、[OK]ボタンをクリックします。
  3. モバイルホットスポットのウィンドウが表示されたら、ONにします。
  4. ネットワーク名やネットワークパスワードを変更する場合は、[編集]ボタンをクリックして行います。

iPhoneでの作業

  1. [設定]>[Wi-Fi]を開き、PCの画面に表示されているネットワーク名を選び、ネットワークパスワードを入力してPCに接続します。
  2. FileExplorer Proを開きます。
  3. 次の手順でPCを追加します。追加すれば次からはこの手順は不要です。
1.右上の[+]をタップします。

2.[Windows]をタップします。

3.下にスクロールして、PC名をタップします。

4.[ユーザー]をタップします。

5.共有フォルダをタップします。

iPhoneの写真をPCに転送する手順

  1. FileExplorer Proのトップ画面から、フォトライブラリをタップします。
  2. カメラロールをタップします。
  3. 右上の[編集]をタップします。
  4. 転送する写真をタップして選択します。
    ※すべての場合は、画面下の[すべて選択]を選べば楽です。
  5. 画面下の[にコピー]をタップします。
  6. 登録したPC名をタップし、フォルダを選択して[保存]をタップで完了です。

PCへの接続がエラーになる場合

  1. PCのモバイルホットスポットのウィンドウ上の接続されているデバイスにiPhoneが表示されていれば、そのIPアドレスを見ます。例として192.168.137.185
  2. FileExplorer Proの右上の+ボタンをクリックしてWindowsを選びます。
  3. 設定画面のホスト名/IPアドレス欄に、上記のIPアドレスの最後を1に変更して入力します。例として192.168.137.1
  4. 保存をクリックすれば、新しい接続として登録されます。
  5. その登録名で接続出来ます。


2019年3月23日土曜日

散歩の軌跡を残す

下記のような散歩の軌跡を残しています。



  • 10年前に、GPSロガーのHOLUX M-241を購入して軌跡を作っていましたが、いつしか電源が入らなくなり、廃棄しました。
  • 次に、Android スマートフォンでGoogleが提供しているGPSロガーアプリ「My Tracks」を使いましたが、利用が出来なくなりました。
  • それから、Android スマートフォンでGoogleが提供している健康アプリ「Google Fit」を使いました。
  • iPhoneに機種変更したため、「Google Fit」が使えず、同等のヘルスケア Appは、ログが取れないときてます。
  • iPhoneのGPSロガーアプリはいくつかありますが、バッテリー消費が不安なので、新たにGPSロガー CANMORE G-PORTER GP102 を購入しました。これが結構癖があるので、使い方を記しておきます。

ログ開始手順

1.右ボタンを長押しして
電源をいれます。
2.この表示のまましばらく
待ちます。
3.日時の表示が出たら
右ボタンを長押しします。
4.メインメニューで
右ボタンを長押しします。
5.右ボタンを2回押して
ウォーキングアイコンを
選びます。
6.右ボタンを長押しします。
7.これでようやく記録が
始まります。

ログ終了手順

1.左ボタンを長押しします。
2.左ボタンを1回押して
電源アイコンを出します。

3.右ボタンを長押しして
電源が切れます。

ログの取り込み

  1. USBケーブルでPCと接続し、例:”E:\GP-102\Activities” 内のログファイルをPCに移動します。デフォルトのファイル名は、数字3桁+拡張子fit です。
  2. 分かりやすいように、ファイル名を日時に変更します。
    例:Track20190322_073218.fit

ログの変換

  1. fit形式から、gpx形式への変換には、gpsbabel を使います。
  2. gpsbabel は、GUIで変換することも出来ますが、バッチを作れば、コマンドラインで複数ファイルを一括で変換することが可能です。
    例:gpsbabel.exe -t -i garmin_fit -f Track20190322_073218.fit -o gpx -F Track20190322_073218.gpx

軌跡の作成

  1. 変換したgpxファイルをwadachiにインポートして軌跡を得ます。

CANMORE G-PORTER GP102の評価

  • 軌跡を見るとログを開始してから10分頃までの記録がない。何度か試したが10分ほど記録されていない。GPSを掴むのにそんなに時間がかかるものだろうか。
  • 移動開始する早め早めにログ開始をしたほうが良さそう。