ITとは
ITは、Information Technology の略称です。これは、コンピュータが発明され、情報を機械が処理出来るようになったことを意味します。
デジタル情報は、従来のアナログ情報とどう違うのでしょう。
- デジタル情報の本質は、コンピュータによる計算、検索、置換、照合等が可能なものです。
- デジタル情報は、複製しても劣化しません。
そのため、情報の使い回しが可能です。 - デジタル情報は、複製する時間がアナログ情報とは比較にならない早さです。
情報の共有やバックアップがアナログ情報と比べ物になりません。 - デジタル情報は、場所を取りません。
膨大な情報も、いまや爪ほどのMicroSDメモリに保存出来てしまいます。 - デジタル情報は、加工が容易です。
紙はハサミと糊を使って切り貼りしますが、デジタル情報はアプリで行います。 - デジタル情報は、入力する大きさの制限がほぼありません。
紙の情報は、A4、A3等制限がありますが、デジタル情報は制限がありません。
デジタルマップは、地球上の全ての場所が一つに繋がっています。 - デジタル情報は、自分が見やすいサイズに変更できます。
紙の情報は、文字サイズや画像の大きさを変更出来ませんが、デジタルなら見やすい大きさに変更出来ます。 - デジタル情報は、早く多く安く世界中に飛ばすことが出来ます。
アナログな情報はFAXや郵送で送ります。
アナログ情報からデジタル情報に変換する作業、またはその逆の変換作業に労力と費用がかかります。アナログデータを手入力したり、スキャナーで読み取る作業、デジタル情報タを紙に印刷する作業等です。
そのため、労働生産性を上げるためには、入力から出力までデジタル情報のみを取り扱い、アナログ情報を使わない必要があります。一言で言えば、徹頭徹尾ペー パーレス。
日本の場合、先にワープロが流行りました。そうして、パソコンを使うようになってもワープロとして使う方がほとんどでしたし、今も大勢います。ワープロとパソコンでは、道具としての役割が異なります。ワープロは、活字印刷機であり紙に印刷することが目的の機器です。パソコンは、情報処理機です。デジタル思考を身に着けて、パソコンを情報処理機と して活用出来ないと労働生産性は上がりません。
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