ブラインドタッチの習得
ITリテラシーは、デジタル思考とPCが使える技術が合わさったものです。
PCを使う上での第一歩は、ブラインドタッチの習得です。
PCの操作は、マウスとキーボードで行います。そのため、思い通りの指示を出すためには、 正確に早く入力できるブラインドタッチを身に付ける必要があります。まったく出来ない人でも毎日15分、30日も続ければ大体打てるようになりますから、30 日の努力は必要です。ブラインドタッチが身に付けば、今後働く期間、ずっと楽な思いが出来ます。
ブラインドタッチの基本は、ホームポジションとローマ字入力です。どのキーをどの指が打つか決まっているのでそれを指に覚えさせる反復練習となります。
キーボードの F と J には突起があります。左手の人差し指を F に置き、右手の人差し指を J に置きます。他の指は、自然と別のキーの上に置くことになります。これがホームポジションです。
人差し指は器用なので、1段に並んだキーの2つを担当します。ホームポジションの段では、F と G、J と H です。つまり1段で10本の指が合計12のキーを担当します。それがアルファベットでは3段ありますから、人差し指は、6個のキーを、他の指は3個のキーを担当します。
この決められたキーを指に覚えさせるだけの練習です。意識して続ければ30日もすれば身に付きます。
呼吸をするように文字入力が出来ないとITリテラシーの向上はなく、労働生産性は上がりません。まずは、10本指で入力出来るようになってください。
今年の話ですが、ハローワークに求人登録に行きました。求人条件は、ハローワークインターネットサービスで入力済みです。窓口の担当者は、求人票を印刷してチェックし、修正箇所を指摘し、当方が了承すると修正入力を行いました。それが1本指でゆっくりゆっくり行っていました。ブラインドタッチを習熟していれば、この方の業務がどれだけ楽になっただろうと想像してしまいました。
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