2022年2月24日木曜日

Synology Photos

SynologyのNASを買いました。商品は、Synology DiskStation DS120jです。

既存の写真ファイルをどこでも見ることができるように Synology Photosを使いました。

Synology Photosへのファイルのアップロード方法は2つあって、ブラウザからアップする方法とフォルダ構造を保ったままコピーする方法です。後者を選び、/homes/ユーザー名/Photos フォルダに既存フォルダ構造をコピーしました。

Synology Photosのアルバムタブの中に、「人々」アルバムがありません。調べると、DiskStation DS120jは、「人々」アルバム作成機能を持っていない機種でした。

そのため、DiskStation DS220+を新たに購入し、上記と同様の作業を繰り返しました。この機種では、「人々」アルバムが作成されました。

Synology PhotosとExifの関係を調べました。

Synology Photosの写真の説明は、ImageDescriptionタグの内容です。

Caption、XPTitle、Title、Descriptionタグでは表示されませんでした。
ちなみに、Googleフォトの説明に表示されるのは、Captionタグです。

Synology Photosの写真のタグに表示されるのは、subject の値でした。

個人的には、タグ=キーワードですが、既存ファイルのsubject には異なる値を入れていたので、下記のコマンドでkeywordタグの値をsubjectにコピーしました。

exiftool "-subject<Keywords" TargetFile

360°写真の条件

RICOH THETA Vの写真は、360°として認識されますが、古い機種の RICOH THETA S とRICOH THETA m15 の写真は、360°として認識されません。

Synology ナレッジ ベースに解答があったので引用します。

写真の EXIF またはビデオの metadata に次の 360 度形式が含まれている場合のみ、ファイルは 360 度としてマークされます:(ProjectionType="equirectangular")、(FullPanoWidthPixels=CroppedAreaImageWidthPixels)と(FullPanoHeightPixels=CroppedAreaImageHeightPixels)。写真の EXIF またはビデオの metadata に次の 360 度形式が含まれていると、ファイルは 360 度としてマークされません:(UsePanoramaViewer="false")。

このため、360°として認識されないファイルについては、上記のタグを埋め込みました。

FullPanoWidthPixels と CroppedAreaImageWidthPixels は、ImageWidthと同じ値にし、FullPanoHeightPixels と CroppedAreaImageHeightPixels は、ImageHeightと同じ値にします。コマンドは、次のようになります。

exiftool -overwrite_original -ProjectionType=equirectangular -UsePanoramaViewer=TRUE "-FullPanoWidthPixels<ImageWidth" "-FullPanoHeightPixels<ImageHeight" "-CroppedAreaImageWidthPixels<ImageWidth" "-CroppedAreaImageHeightPixels<ImageHeight" TargetFile

0 件のコメント:

コメントを投稿