SynologyのNASを買いました。商品は、Synology DiskStation DS120jです。
既存の写真ファイルをどこでも見ることができるように Synology Photosを使いました。
Synology Photosへのファイルのアップロード方法は2つあって、ブラウザからアップする方法とフォルダ構造を保ったままコピーする方法です。後者を選び、/homes/ユーザー名/Photos フォルダに既存フォルダ構造をコピーしました。
Synology Photosのアルバムタブの中に、「人々」アルバムがありません。調べると、DiskStation DS120jは、「人々」アルバム作成機能を持っていない機種でした。
そのため、DiskStation DS220+を新たに購入し、上記と同様の作業を繰り返しました。この機種では、「人々」アルバムが作成されました。
Synology PhotosとExifの関係を調べました。
Synology Photosの写真の説明は、ImageDescriptionタグの内容です。
Caption、XPTitle、Title、Descriptionタグでは表示されませんでした。
ちなみに、Googleフォトの説明に表示されるのは、Captionタグです。
Synology Photosの写真のタグに表示されるのは、subject の値でした。
個人的には、タグ=キーワードですが、既存ファイルのsubject には異なる値を入れていたので、下記のコマンドでkeywordタグの値をsubjectにコピーしました。
exiftool "-subject<Keywords" TargetFile
360°写真の条件
RICOH THETA Vの写真は、360°として認識されますが、古い機種の RICOH THETA S とRICOH THETA m15 の写真は、360°として認識されません。
Synology ナレッジ ベースに解答があったので引用します。
写真の EXIF またはビデオの metadata に次の 360 度形式が含まれている場合のみ、ファイルは 360 度としてマークされます:(ProjectionType="equirectangular")、(FullPanoWidthPixels=CroppedAreaImageWidthPixels)と(FullPanoHeightPixels=CroppedAreaImageHeightPixels)。写真の EXIF またはビデオの metadata に次の 360 度形式が含まれていると、ファイルは 360 度としてマークされません:(UsePanoramaViewer="false")。
このため、360°として認識されないファイルについては、上記のタグを埋め込みました。
FullPanoWidthPixels と CroppedAreaImageWidthPixels は、ImageWidthと同じ値にし、FullPanoHeightPixels と CroppedAreaImageHeightPixels は、ImageHeightと同じ値にします。コマンドは、次のようになります。
exiftool -overwrite_original -ProjectionType=equirectangular -UsePanoramaViewer=TRUE "-FullPanoWidthPixels<ImageWidth" "-FullPanoHeightPixels<ImageHeight" "-CroppedAreaImageWidthPixels<ImageWidth" "-CroppedAreaImageHeightPixels<ImageHeight" TargetFile
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