2018年10月11日木曜日

Googleフォトの説明への埋込タグ

目標

  • Googleフォトにアップしてから、説明をひとつひとつ手入力するのはしんどいため、アップロード前に画像に説明を埋め込む方法を模索します。

経過

  • Googleフォトの説明に表示されるのは、「キャプション-要約」のみであることが分かりました。タグ名は、Caption-Abstract です。
  • これを複数ファイルに一括で埋め込むため、exiftool を使います。
  • exiftoolを使ってタグを埋め込んでアップしたものの、文字化けします。

結論

  • 正常表示する方法は、下記の通りです。
  1. 埋め込みするタグのファイルを作ります。
内容例
-------------------------------------------------
-EXIF:ImageDescription=05_画像の説明
-EXIF:XPSubject=06_XP件名
-EXIF:XPTitle=07_XPタイトル
-EXIF:XPKeywords=08_XPキーワード
-IPTC:Keywords=09_キーワード
-IPTC:Caption-Abstract=11_キャプション-要約
-------------------------------------------------
  1. このファイルをUTF-8で、改行をCR+LF で画像と同じフォルダにファイル名をtag.txtとして保存します。
  2. 各保存場所を下記と仮定します。
コマンドのパス C:\Program Files\exiftool.exe
埋込タグファイルのパス C:\temp\pic\tag.txt
画像のフォルダのパスを C:\temp\pic\サンプル.jpg
  1. cmdを起動して、下記のコマンドを実行します。
"C:\Program Files\exiftool.exe" -@ "C:\temp\pic\tag.txt" -codedcharacterset=utf8 -charset iptc=latin2 "C:\temp\pic\サンプル.jpg"
実行時にWarning:が表示されることがありますが、タグは埋め込まれています。

1)このコマンドをよく使うなら、exiftool.exe のフォルダにpathを通し、画像フォルダのpathに移動してから実行するのが楽でしょう。 
CD C:\temp\pic\
exiftool.exe -@ tag.txt -codedcharacterset=utf8 -charset iptc=latin2 サンプル.jpg 
2)フォルダ内の画像に一括で埋め込む場合
exiftool.exe -@ tag.txt -codedcharacterset=utf8 -charset iptc=latin2 *.jpg 
3)複数のキーワードを埋め込む場合 
埋め込みするタグのファイル内で、キーワードタグをセミコロンで区切ります。 
-EXIF:XPKeywords=08_XPキーワード1;8_XPキーワード2;8_XPキーワード2
-IPTC:Keywords=09_キーワード1;09_キーワード2;09_キーワード3

下記のようにコマンドに -sep ";"  を追加します。

exiftool.exe -sep ";" -@ tag.txt -codedcharacterset=utf8 -charset iptc=latin2 *.jpg
  1. タグが埋め込まれたサンプルjpgをGoogleフォトにアップロードして、説明が日本語で正常に表示されました。
  2. 参考
    Xnviewで表示した場合

    Xnviewで表示した場合
    エクスプローラで表示した場合

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