2012年9月1日土曜日

Dell inspiron mini 12 SSD換装(バックアップとリカバリ)

Dell inspiron mini 12という古いノートPCを持っています。SSDが安くなったこともあり換装してみました。購入したのは、SUPERTALENT 1.8インチSSD ZIF接続 (MLC/ZIF) 32GB FZM32GW18P です。

結果はこの通り。数値上は早くなっているけれど、SSDにしては遅いのでようやく普通の速度になった程度しか感じません。でも、HDDが1.8インチ タイプなので換装前は何をするにも遅すぎてストレスが溜まりまくりだったので、そこは改善されました。

換装前の1.8インチ60GBハードディスク

SUPERTALENT 1.8インチSSD ZIF接続 (MLC/ZIF) 32GB

準備編

Dell inspiron mini 12は元々Windows Vista Home Basic(SP1)だったけれども、ハードディスクの領域を2つに分けて、Windows XP と Fluppy(puppy linuxの派生ディストリビューション)をインストールして、マルチブートとしています。

  1. 現在の環境をそのままSSDに移行するため、EaseUS Todo Backup Free をインストールして、ハードディスク全体を16GBのSDHCにバックアップしました。
  2. EaseUS Todo Backup FreeからリカバリをするためのブータブルCDを作っておきました。
  3. ハードディスクは用無しになったのでデータ領域を完全消去します。このハードディスクは、zif 接続という特殊なものなので、内蔵している間に消去したいわけです。
    CD起動のAcronis Drive Cleanser Personalを使ってみるもののハードディスクを認識しません。同じく、CDブートのソフト(Darik's Boot And Nuke(DBAN))を使ってみましたが同様に駄目でした。そのため、CD起動のUbuntuを使い、shred コマンドを使って消去しました。

換装作業編

先人の有難い情報のお陰で苦労せず換装できました。

リカバリ編

  1. EaseUS Todo Backup Free のブータブルCDから起動して、リカバリを行いました。ハードディスクの容量は60GBでしたが、SSDは32GBです。EaseUS Todo Backup Freeはリカバリの途中でパーテーションサイズを変更出来る機能があり、難なく小さい容量に合わせてリカバリすることが出来ました。
  2. しかし、リカバリ後、Missing MBR-helper.と表示されて起動しません。それで、USBブートの Puppy Linuxで起動し、grub4dosを使って直そうとしたけれどもエラーで出来ません。次に Windows XP のインストールCDで起動し、回復コンソールから fixmbr コマンド で修復出来ました。
  3. Windows XPは起動するも、Fluppyが起動できません。マルチブートにするべく、Windows XP から下記の操作を行いました。
    1. [スタートボタン] > [マイコンピュータ]右クリック > [プロパティ]を選択
    2. システムのプロパティ画面で、[詳細設定]タブ > [起動と回復]の[設定]:ボタンをクリック


    3. 起動と回復の画面で、[編集]をクリック


    4. boot.iniが開くので、最後の行に c:\grldr="Fluppy"  を追加して後、上書き保存します。


  4. これで電源投入時に、Windows XP か Fluppy を選択できるようになりました。

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